関東学院大学 御園和夫ゼミナールWEB
イベント情報
KGUMS通信
名簿更新
想出館
トップ

関東学院大学
関東学院大学文学部
御園和夫ゼミナール

卒業生WEB管理担当
第7期 青木
mail@misonoseminar.com
 
御園ゼミナール通信KGUMS

御園ゼミナール通信 KGUMS[gÃmz] 追伸11号/2022年1月17日発行

御園ゼミナール卒業生WEB
 

 

オミクロンに負けるな!
God helps those who help themselves.

                                                     御園和夫
 

しばらくです。お元気のことと。まずは明けましておめでとう。賀状もたくさん届きました。お子さん達の写真を見ると、ゼミ卒生も成長していることがうかがえます。子育てがほぼ終わったという人もちらほら。暮れの喪中はがきも次第に増えているように感じます。それなりの年代になったということでしょう。

 

大変な時代になりました。コロナが我々の生活・人生を変えました。この先何回ワクチンを打ったら収まるんでしょうね。昨年、秋も深まった頃からコロナが下火になった時期がありました。なんとなく安心しかけたものです。事実、しばらくぶりに沖縄の様子を見に行って来ました。Okinawanのみなさんは穏やかに暮らしていました。3年前(2019年10月)に焼失した首里城も着々と復興が進んでいるようでした。再建の過程を見学できるように工夫されていました。観光客もかなり戻ってきていました。これで以前のような世の中に戻れるんだろうなと思いました。

 

ところがです、オミクロンなる変種のウイルスが新たに現れました。感染力が強く、あれよあれよという間に世界に広がってきました。こういう感染は今では一国のみに止まらず、世界中にまん延します。まさに ‘The only earth.’(かけがえのない地球)です。関連の英語サイトや新聞には "A new covid 19 variant 'omicron' is spreading across the world.(新たなコウヴィッド19の変種<オミクロン>が世界中に広がっている。)、The virus is highly infectious. (このウイルスは感染が強い。)などの表現が目につきます。英語表現のいい勉強にはなりますが、この背景を考えるとね…。

 

こちらは相も変わらずです。健康もまあまあです。週に2日ほど六浦の研究室に出ています。大したことはしていません。出校予定日が雨や風の時には自宅作業です。覚えてますか。雨が降って風が強い日は、大学の前の海と川からの反応がすごいので歩きにくいのです。この年になると自然に逆らうのはご法度です。ついでですが、大学職員として残っている楠元、徳山、下村(旧 保田)、鈴木茂ほかの諸氏も元気です。

 

さてゼミ卒生の皆さん、オミクロンに負けないという強い心構えを持ちましょう。人間の英知で必ずこの難関を切り抜けられるはずです。現に、今ほど文明の進んでいなかった時代でもこの種の災難を乗り切ってきました。14世紀中頃にヨーロッパ大陸、北アフリカを襲い多くの犠牲者を出した黒死病、20世紀初めのスペイン風邪のパンデミック、等々です。

 

この種の病が自らに降りかかるのを避けるために神様にお願いする手もありかもしれませんが、それには前提条件があります。聞いたことがあるはずです。“God helps those who help themselves.”(天は自ら助くるものを助く)、つまり、何か困ったことに直面した場合、単に「かみさま、何とかしてください」といくらお願いしてもだめで、その前に、自分の側での努力が必要です。

 

念のためですが、この表現は聖書にはありません。ところで、願いをかなえてもらうためにはどんな努力をすればいいのか、ですって?まずはおみーさんがくろーしないと。
お分かりかな?
次回までお元気で。